アレルゲン舌下免疫療法を始めませんか!
2017年春の花粉の飛散量は東海地方(特に岐阜県・三重県)は過去数年のの平均よりもかなり多くなると予想されています。
今から出来る予防法のお知らせです。
2014年からスギ花粉症に対して減感作療法(アレルゲン免疫療法)が我が国でも始まりました。当クリニックも研修コースを終了し、治療開始をこの度、承認されました。
今月から来春のスギ花粉症対策として始めることにしました。毎年ヒドイスギ花粉症でお悩みの方は是非これを機会に開始されることをお勧めします。
治療方の概要
- この治療法は症状が出る前に始める必要があります。つまり、来春の対策として始めるのであれば年内に開始しましょう。
- スギの花粉を毎日舌下する治療法です。初回投与時にはアレルギー反応の出ることがあります。初回投与は院内で行い30分間経過観察します。
- 即効性のある治療方ではありません。治療期間は3〜4年が一区切りです。最初のシーズンで改善を実感する人は50%ぐらいです。2シーズン目には75%ぐらいになります。
- 対象年齢は12歳以上の小児及び成人です。
- 重症の気管支喘息のある方は治療を受けられません。
- スギ花粉に対する免疫療法ですが、ヒノキとの共通抗原性の為、ヒノキ花粉症に対しても効果が確認されています。
- 詳しい情報を知りたい方は受診をして相談して下さい。或いは鳥居薬品の運営する「トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ」を参照して下さい。
【編集部注】花粉に関する情報収集が不可能なため、北方四島は地図から削除しました
春の花粉症は
2月のバレンタインデーと共に始まり
3月の雛まつりの頃からピークを迎えます
そして、5月のゴールデンウィークの候に終息します