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TOKYO2020 その 2 聖火ランナー応募

その 2

聖火ランナーに応募する

 

待ちに待った時がやってきました。6年前、ブエノスアイレスで阿倍首相がTOKYO2020を勝ち取った時からこの日を待っていました。

書くまでもないことだが、一応書き認め確認をしておきます。私の運動機能、運動神経レベルではオリンピック競技の参加標準資格に達するものはひとつもない。残念であるが、当然の帰結である。運動能力以前に努力そのものが絶対不足である。努力したとしても全く及ばなかった。見苦しいからこれ以上言い訳をしない。

 でも、なんとか参加したい。その参加とは「聖火リレー」である。この思いはずっと持っていた。まあ、上手な昇華ですね。6月1日、コースが発表される。1964年には聖火は3本で日本中を回ったが、今回は1本である。2020年3月26日福島県のナショナルトレーニング・センターをスタートする。福島県→茨城県→栃木県→群馬県→長野県→岐阜県の順番だ。岐阜県の中でどこが選ばれるのか、固唾をのんで発表を待った。なんと八百津町が選ばれた。岐阜県が4月4日(土曜日)、5日(日曜日)である。そして我が町八百津町は4日土曜日に聖火リレーが行われる。芦度の消防団詰め所から人道の丘公園の4キロメートルである。

註 

ナショナルトレーニングセンターは、2013年に被災地巡礼で訪れたました。復興が進んでいるのですね。良かった。良かった。同じ過ちお犯さないためには原発廃絶ですね。

ランナーの募集は6月17日(月)コカコーラから始まった。早速「コカ・コーラ」を購入して応募しようとしたが、八百津のコンビニでは対応のコカ・コーラが販売されていなかった。水曜日に確認して再度購入する。

申込書を「ルン・ルン」気分で書いているとはたと立ち止まった。「聖火ランナーを希望する理由」を400字以内で書かなければいけない。

想ったことを、書き殴ることは大好きである。得意技である。読む人のことは考えない。というよりも読者は全く意識しない。そんな文章は大好きです。が、決まった文字数で相手を納得させる。そうなのかと相槌を打って貰うとなると難しい。顔に苦虫が出来る。

兎に角「コカコーラ」の応募欄にはこんな文章を載せた。

地域では「ランニングドクター」として知られています。「健康は人生の宝物 スクラム組んで守りましょう」をモットーにて毎週40キロをジョッキングしています。これまでにフル・マラソンを160回、ウルトラマラソンを10回完走しました。高校一年の秋、最終聖火ランナー坂井さんの勇姿を観ました。私が54年間懐いてきた人生の夢が今叶います。人道の丘からスポーツの祭典を通して「世界の平和」を祈りたい。

全く気にいらなかったが推敲に推敲を重ねるほどに殺伐としてくるので「エイヤー!」と送信ボタンを押しました。

 担当者の方、本当にご免なさい。謝っても遅いですが、真意は伝わらないですね。

次はトヨタです。最大のスポンサーです。

我が家の車は全てトヨタ車です。関係ないですが、一応アピールです。軽自動車はダイハツです。

トヨタ自動車   応募のことば

私は生まれ故郷の八百津町で平成元年10月より開業医を営んでおります。「健康は人生の宝物 スクラム組んで守りましょう」をモットーに毎週40キロのジョッキングしています。地域の方々に健康維持・増進のため 運動の大切さを啓蒙しています。そして自らも実践しています。それ故、地元では「ランニングドクター」と呼ばれ親しまれています。「愚考岩を穿つ」の如く、これまでにフル・マラソンを160回、ウルトラマラソンを10回完走しました。その原点は高校一年の秋、国立競技場を駆け上る最終聖火ランナー坂井さんの勇姿です。勇気づけられ希望を持ちました。あの感動を次世代に伝えることが私に与えられた使命です。私が54年間懐いてきた人生の夢を叶え、次の世代に伝えたい。願わくば人道の丘から杉原千畝と共にスポーツの祭典を通して「世界の平和」を祈りたい。

自分のサイトと意気込み

http://satocl.com/ttmwp/

地域医療に携わるということは診察室で患者さんを診ることだけではない。私は、ジョッキングという運動を通して地域の皆さんに「健康である事の大切さ」と「それを維持していくための努力」を自ら示してきたつもりである。これからも活動的な医者でありたいと思っている。聖火ランナーとしてtpkyo2020を盛り上げる一翼になりたい。

チョット体裁が整ってきました。自画自賛に過ぎませんが・・・。

 

NNTTへの応募   400字

私は生まれ故郷の八百津町で平成元年10月より開業医を営んでおります。「健康は人生の宝物 スクラム組んで守りましょう」をモットーに毎週40キロのジョッキングしています。地域の方々に健康維持・増進のため、 運動の大切さを啓蒙しています。そして自らも実践しています。それ故、地元では「ランニングドクター」と呼ばれ親しまれています。「愚考岩を穿つ」の如く、これまでにフル・マラソンを160回、ウルトラマラソンを10回完走しました。その原点は高校一年の秋、国立競技場を駆け上る最終聖火ランナー坂井さんの勇姿です。今も瞼に焼き付いています。希望を持ち継続的な努力を重ねました。あの感動を次世代に伝えることが私に与えられた使命です。私が54年間懐いてきた人生の夢を叶え、次の世代に伝えたい。願わくば人道の丘から杉原千畝と共にスポーツの祭典を通して「世界の平和」を祈りたい。

ほぼ、トヨタと同じ内容です。

 

日本生命

トヨタと同じ内容です。

 

7月1日  岐阜県の募集が始まりました。

時間はたっぷりあります。要領もほぼ分かった。

7月中旬、規則に従って記載し送信するも「受理」のサインが届かない。20日過ぎ、担当部署に電話しました。推薦者が必要でした。そして、推薦者の推薦文も必要でした。名前を借りることぐらいは誰にでも頼めますが、推薦文400字となると・・下を向いてしまいます。それでもランニング仲間(ライバル)の各務原の野々村先生に頼むことにしました。大学時代から50年の付き合いです。「あんたがその鈍足で聖火ランナー」と嗤われそうですが、頼みました。快諾でした。同じ釜の飯を食べ、海外登山遠征もし、ランニングでも競い合ってきた「我がよき友」である。有り難うございました。

聖火ランナー応募の言葉

私は生まれ故郷の八百津町で平成元年10月より開業医を営んでおります。「健康は人生の宝物 スクラム組んで守りましょう」をモットーに毎週40キロのジョッキングしています。地域の方々に健康維持・増進のため、運動の大切さを身を以って啓蒙し、自らも実践しています。それ故、地元では「ランニングドクター」と呼ばれ親しまれています。「愚考岩を穿つ」の如く、これまでにフル・マラソンを160回、ウルトラマラソンを10回完走しました。その原点は高校一年の秋、国立競技場を駆け上る最終聖火ランナー坂井さんの勇姿です。勇気づけられ希望を持ちました。あの感動を次世代に伝えることが私に与えられた使命です。私が54年間懐いてきた人生の夢を叶え、次の世代に伝えたい。願わくば人道の丘から杉原千畝と共にスポーツの祭典を通して「世界の平和」を祈りたい。聖火ランナーの1人として「東京2020」を盛り上げる一翼になりたい。

畏友(生涯のライバル)野々村先生の推薦文その 1

学生時代から「近代オリンピックの父」クーベルタン男爵の逸話、1964年の東京大会の男子マラソン、ヒートリと円谷の競技場での死闘、東洋の魔女女子バレーボールの優勝シーン、柔道の、男子体操の話が好きだった。その後も各大会での日本人選手の活躍を楽しんでいる。6年前「TOKYO2020」が決まると「選手では出場出来ないが、聖火ランナーになりたい。なるぞ。」と言い始めた。そして、聖火ランナコースに八百津町が選ばれた。70歳の現在も現役のフルマラソンランナーだ。「スポーツを通して守る健康」をモットーに地域医療に尽くしている開業医だ。献身的に尽くし地域の人々からも慕われている。私はランナーとして医師として尊敬している。 人道の丘から地元の英雄杉原千畝と共にTOKYO2020」を通して「世界の平和」を訴え、祈りたいという彼の願いが届くことを切に願う。ならば、彼はその目的に最適の人物である確信している。

有り難うございます。身に余る賛辞を頂き本当に感謝しております。

サイは投げられました。後は12月の決定を待つのみです。人事を尽くして天命を待つの心境ではありません。何故なら、聖火ランナー以前にランナーとしてやりたいことが2つばかり有ります。そちらに全力投球しながら、吉報を待つ。

                                 令和元年7月28日  脱稿

 

 

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