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タカさんの宇宙物語 その 2 「はやぶさ2」を語ろう
「はやぶさ 2」を語ろう
「はやぶさ2」の想像図 ウィキペディアから転載
その 1 「はやぶさ2」リュウグウに到着
2014年
12月3日
午後1時過ぎの無事打ち上げに成功した。そしてロケットからはやぶさも切り離された。3億キロの彼方です。電波が届くのに20分かかる。
でも、「はやぶさ2」の後継機決まっていません。小惑星探査の分野では日本が抜きんでているのに・・・・。
はやぶさ2、目指す小惑星命名へ JAXA公募も検討
2015年7月
リュウグウと命名されました
2015年12月3日
スイング・バイして「リュウグウ」に向かいました。地球の周りを周遊して地球の引力を利用して飛び出しました。
2016年9月
アメリカも惑星探査機を打ち上げました。
2018年
6月14日
3億キロ離れたリュウグウに到着 4年前に打ち上げられた探査機「はやぶさ2」はリュウグウの試料を持ちち帰ることが出来るのか? 1号の成功があるとはいえ、電波が届くのに20分かかる遙か彼方の宇宙の果てですよ。
6月26日
はやぶさ2、あす午前リュウグウ到着 クレーター鮮明に映し出される。
9月・10月に探査用のロボットを分離投下を予定している
2019年
02月22日
リュウグウに無事軟着陸成功する。
SHVはやぶさ2可視化システム・・30分遅れだが、着陸の様子が映し出されている。
その映像の鮮明さに驚く、NHKの技術だね。
02月27日
復習です。惑星探査を「リュウグウ」に送って何をしようとしているのですか
小惑星「イトカワ」での探査は、太陽系誕生の過程を探る目的で探査が行われましたが、「リュウグウ」はその岩石に水や有機物が含まれているとみられることから生命の起源の謎を探ることが主な目的です。
小惑星はおよそ46億年前に太陽系が形づくられる過程でちりやガスが集まるなどしてできた天体で、それらがさらに集まって地球のような惑星を形成したと考えられています。
地球の生命の元になった水や有機物は、リュウグウと同じタイプの小惑星が太古、地球に多数衝突した際に運んできたという説がある。リュウグウから同じ同位元素の組成の水が見つかればその説を裏付ける大きな証拠となる。 有機物のアミノ酸も同様で、構成する原子が同じでも、構造は「右手」と「左手」のように鏡に映したような違いがあり、地上の生物はほとんどが「左手型」だ。小惑星にあるアミノ酸が同じ左手型なら、重要な物証になる。
今回のリュウグウに着陸させる探査機の目的はここにあるのです。そして表面の岩石の採取だけでなく、人工的に創り出すクレーターの中から採取する岩石(つまり地中の岩石・・・太陽の熱や放射線に曝されていない産まれたままの状態)の採取が成功するかどうかに注目が集まっている。
その2 人口クレーター作りに成功
ここからが新しい試みです
2019年 4月5日
「はやぶさ2」 小惑星「りゅうぐう」の表面に金属の塊のインパクトを打ち込み人工的にクレーターを掘るのに成功した。地表にクレーターができれば、リュウグウの内部をのぞく「窓」になる。来月には2度目の着陸をしてリュウグウの地中の岩石を採取する予定である。表面の岩石は2月の第1回目の着陸時に採取している。今回は地中の岩石の採取だ。
小惑星内部の物質は、太陽の熱や放射線の風化を受けていない貴重な試料だ。小惑星の地中にある砂や石は、太陽光や放射線の影響が少ないために風化しておらず、太陽系が誕生した約46億年前の水や有機物が「新鮮」な状態で残っていると考えられている。
なんとしても持ち帰ってきて欲しい。地球の生命体と同類項の成分が見つかるだろうか。
成功はしたが、粉のインパクトを打ち込む作業は極めて困難な作業のようだった。一歩間違えれば「はやぶさ2」も地球に帰還出来なくなる可能性が極めて大だった。
「自爆するリスクもある危険な装置」と語る。「爆発物」を抱えた探査機を打ち上げるのは前例がない。5キロのプラスチック爆薬が振動や太陽の熱に長時間耐えられるか。
銅は球状に形を変えながら秒速2キロで飛び出す。鉱山跡地での爆発試験でも、約100メートル先の的にまっすぐ飛ぶことを確認した。説明するJAXAの担当者の言葉にも力が入る。JAXAの津田雄一プロジェクトマネージャを借りれば「考えていた中でベストの結果を出すことができた」
平成31年4月5日 脱稿