空の色が変わる日(杞憂なのかそれとも迫り来る恐怖か?)
強くなければ生きていけない
やさしくなければ生きている資格がない
力なき正義は無力である
正義無き力は暴力である
「空の色が変わる日が来る
その日は、来月7月11日
自由と人権は何処へ
6月15日 未明
改正組織犯罪処罰法(犯罪の合意を処罰する「共謀罪」の趣旨を含む)成立する
内心の自由の制限
表現の自由への侵害の恐れ
これらの自由無くして闊達な社会はあり得ない
人権が脅かされる
おきていない犯罪を防ごうとすれば、犯罪の網は必然的に汎く深くなりプライバシーは密かに侵され、誤認逮捕やえん罪は不可避となろう。
心の中で犯罪を考える・・・倫理的には良くない。不道徳である。が、これは罰せられない。 罪を犯す意志のない行為は罰しない。これが日本の刑法の大原則。
日本では「既遂」が基本である。「未遂」は例外。犯罪の着手前の「予備」はさらに例外。もっと前段階の「共謀」は例外中の例外である。
しかし
共謀罪法は刑事法の原則を変えるのだ。
「共謀(計画)」と「準備行為」で逮捕ということは、何の事件も起きていない状況で逮捕が可能だ。つまり「既遂」にあたる行為がない。
難しいことは分からないが、今のままの日本で何が悪いの。
「人の心を取り締まる」法律が成立してしまいました。68歳で良かった。
私は今の現憲法下の「ゆる・ゆる」の日本が大好きです。
お互いを認め合って楽しく生きていければそれでいいじゃないですか。
非難中傷合戦から監視社会へ突き進む姿に、頭を「諾」と縦には振れません。
私達は、長年、現に存在する自衛隊と九条に折り合いをつけてきました。ある意味、「なあ・なあ」でいることが国民の知恵、理性のはずですよ。
2017年6月19日
佐藤孝充 脱稿