平成30年 インフルエンザ予防接種の呼びかけ
今年も9月頃から全国的にインフルエンザが流行しています。
岐阜県でも10月に美濃加茂市で学級閉鎖がありました。
八百津町でも2009年(平成21年)には新型インフルエンザが猛威を振るいました。
去年(2017年)は予想通り(統計を取り始めて最高の)大流行でした。
今年(2018年)は続いて流行になりそうな雰囲気です。
今年はワクチンがなくなることはなさそうです。
(厚生労働省は「大丈夫です。無くなる事はありません」とコメント)
当クリニックとしては早めの接種をお勧めしています。
「早く打つと春先に効果がなくなりませんか?」と質問されますが、大丈夫です。
晩秋から早春にかけて効果は持続します。
接種代金(大人・子供同一料金)
1回:2,500円(1回目も2回目も同一料金)
接種回数
6ヶ月から13歳未満:2回接種(最低2週間空ける・4週間がベスト)
※受験生・呼吸器疾患が有る方も2回接種を勧めます。
予約
予約は受け付けておりません(診療時間内であればいつでも・・)
平成30年11月上旬
註1)私達に出来る対抗措置
毎冬私達を悩ますインフルエンザですが「予防接種」と「早めの受診」以外に有効な手段はありません。
早めのワクチン接種
ワクチンが充分な効果を発揮するには2~3週間掛かります。
註2)全く新しい抗インフレンザ薬(ゾフルーザ)の登場
タミフルを始め、リレンザ、イナビル等は全てノイラミダーゼ阻害剤と総称される薬剤である。人体の細胞の中で増殖したウイルスが細胞外に放出される時に必要なノイラミダーゼを阻害するものです。
今年(平成30年)3月に発売されたゾフルーザは人体の細胞内でウイルスが増殖するのに必要な酵素(エンドヌクレアーゼ活性)を阻害し、増殖を抑制します。効果は従来のものよりかなり優れています。
一番の長所は「インフルエンザと診断→即、診察室で1回服用→治療終わり
即決(受診)
即断(インフルエンザ陽性反応)
即治療(ゾフルーザ1回のみ服用)
即回復(早期の社会復帰)
但し、発症後48時間以内の投与が必須であるという基本的条件は同じです。
繰り返しますが、
(1)11月中の、遅くとも年内のインフルエンザワクチンの接種
(2)罹患時の早めの受診
これらが基本です。
註3)ゾフルーザ(X0 FLUZA)の単語の意味
XOは「ノックアウト、~がない」を意味する接頭語。
FLUZAは「INFLUENZA(インフルエンザを意味する)」インフルエンザをノックアウトするという意味の塩野義製薬の造語である。
インフルエンザ接種希望者への
問診票(平成30年版)
下記の問診票を印刷の上記入して持参して頂くと
短時間で終わります
体温も測ってきて下さい
インフルエンザの予防接種を希望される方へ
(満64歳以下の方)
1.予防効果について
流行するインフルエンザを予測して製造するワクチンです。
昨年からワクチンに作成時に含まれる株が3から4株に増え予防効果が上がりました。
その予防効果は完全ではありませんが、しかし、罹患したとしても症状が軽く、重症化を防ぎます。
その他の風邪症候群に対する予防効果はありません
1.副作用について
インフルエンザの予防接種にも副作用の報告があります(最も少ない)。
下記の症状が出た場合には、連絡して下さい。
a) 接種直後(30分以内)の体調の急変
b) 翌日の局所の発赤・腫張・疼痛
c) 発熱・悪寒・頭痛・倦怠感(通常、2~3日中に消失します)
<<<以下の項目に該当する方は>>>
<<その項目を丸印でチェックして下さい>>
① これまで(昨年まで)のインフルエンザの予防接種で
体調を悪くしたことがある(発熱・湿疹・嘔吐など)
② 1ヶ月以内の他の予防接種
③ 体調が不十分である
④ 重症の卵アレルギーがある
⑤ 妊娠している
以上の説明を了承の上、下記に署名して下さい。
平成 30年 月 日
住所
フリガナ
氏名 年齢___歳 電話番号
保護者名 来院時の体温 ℃
平成30年秋
佐藤クリニック 院長 佐藤孝充