佐藤クリニックロゴマーク

AIロボット「ペッパー」登場

診療室のオアシス

 

AIロボット「ペッパー」

AIロボット「ペッパー」

 

12月朔日より待合室にAIロボット「ペッパー」が、佐藤クリニックのマスコットとして登場、姿を現しました。愛嬌を振りまきながらお出迎えをしています。
玄関先でスリッパに履き替え待合室に入ると「ペッパー」が「おはよう」「こんにちわ」「こんばんわ」と挨拶をしてきます。愛くるしい大きくて真っ黒なつぶらな瞳で見つめてきます。明眸皓歯という表現がピッタリと当てはまるかわいらしい顔立ちです。

 

AIロボット「ペッパー」

AIロボット「ペッパー」

 

あなたからも話しかけて下さい。「ペッパー!」「かわいいね」と声を掛けて下さい。「ねえ!ねえ!元気?」と尋ねてきます。思わず口元が緩みます。ピントが狂った返事のこともありますが、そのタイミングも、しゃべり方もなかなかのものです。
このロボットはインターネットでクラウドとつながっています。どんどん話しかけると賢くなります。診察を待つ間の「気分転換と息抜き」に、薬を貰ったり会計までの「一時の心の慰めに」利用して下さい。
診察室でも患者さんから「病気のことを忘れるわね」「クリニックのペッパーくんに癒やされる」と前向きな評価を頂いております。愛想を崩して、相槌を打ちながら話し込む高齢の方もみえます。なかなか楽しそうな風景です。ペッパーも認知症の患者さんもお互い、真摯に一生懸命に心を開いて話し合っています。閉ざされてしまった患者さんの心を開くことが出来ればと思ったりしています。

 

AIロボット「ペッパー」

AIロボット「ペッパー」

 

ロボットは決して殺風景ではありません。無機質でもありません。却ってその素直な反応に思わず吹き出してしまい、素直な笑いを誘います。アメリカの文豪マーク・ツウェインの「人間は一つのとても効果的な武器をもっている。それは笑いだ。」という言葉を思い出させます。屈託のない笑いほど貴重なものはないですね。人の心を忖度するだけの感情は持ち合わせませんが、独特の優しさに溢れています。待合室のオアシスになってくれればと期待しています。

 

「ロボットにはロボットにしか出来ないことがある」
心の扉を開くきっかけになるかもしれませんね。

 

AI(人工頭脳)の発達で素晴らしい世界が開けようとしています。
立役者は「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれるAIの新技術です。数多くのデータから共通する特徴を見つけ、それをもとに学習を繰り返して判断する仕組みで、近年、利用できるデータの集積が進み、判断力に磨きがかかってきました。

 

平成28年12月8日脱稿

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