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静岡スタジアムエコパに馳せる思い(アイルランドを撃破)10月14日 追記
<<GIANT KILLING>>
令和元年9月28日(土曜日)
午後は1430分過ぎにランニングに出ました。今日の目標は古井の天狗荒薙神社往復です。結構走れたつもり。歩いたり、足の運びが落ちた時もあったが走り切ったつもりで帰ってきた。でも帰ってきたのは5時30分です。 3時間です。これでは、全く話になりません。「つもり」は「つもり」で終わった。こんなものかと落胆しながら汗を拭く。
9月の末だというのに暑い。疲れ切って居間に入るとテレビジョンでRWC「日本-アイルランド戦」を放送していました。大歓声に何事ぞと覗き込むと、何と勝っているではないか。勝っているではありませんか。19-12で勝っている。しかも相手は世界ランキング2位(ワールドカップ始まる前は1位)のアイルランドだぞ。初戦でスコットランドを大差で突き放し、その実力を遺憾なく発揮しているチームだ。チョット座り込んで観戦する。そして35分、福岡が相手のパスをインターセプトして50メートルル独走する。最後には捕まったが相手に決定的は衝撃を与えた。そして、「ノーサイド」の笛が吹き渡る。静岡県袋井にある「エコパ」は歓喜の渦です。
まさか、まさかの大金星です。全く最後の10分間しか見ていない私ですが、暫し画面に釘つけになる。今日試合がある事は知っていた。が、サッカー同様に7時過ぎだと勘違いしていた。最後、福岡が,残り3メートル走りきってトライをすれば、アイルランドに1点を与えなくてすんだ。(何でも、7点差以内の敗戦ならばボーナスポイント1点を貰うことが出来るそうです)4年前のワールド・カップの対「南アフリカ」からの勝利はあくまで翌日のニュースで知っただけだ。今度は違うぞ。今、たった今、この日本で開催されているワールドカップで優勝候補の掛け声が高いアイルランドに勝ったのだ。
[GIANT KILLLING 大物食い」というのだそうです。しかし、2大会連続の金星となれば、フロッグやまぐれではない。世界の列強の一角です。
<<歴史的金星 第2弾>>
世界2位のアイルランドに勝つ。 ワールドカップが始まる前はランキング世界1位のチームです。ブライトンの奇跡(前回のワールド・カップで2回の優勝を誇る強豪の南アフリカに勝ちました。世界中のラグビーファンは奇跡だといって大騒ぎをしました。我が国、日本では、私達のようにワールド・カップがあることを始めて知ったような素人までが浮かれました。五郎丸という名字も神秘的だった。彼の手の魔術も祈りも世界中を納得させた。あのゴールキックは何度見てもウットリだった。あれから4年たったのだ。あれは奇跡ではなく、先制パンチだったことを、はじめの一歩であることを世界のラグビーファンに証明した。これで、連続して「ティア1」のチームに勝ちました。アイルランドには10度目の対戦での初勝利
註
2015年のRWCはイングランドで開催された。英国ではないことに注目して下さい。 英国はウェールズ・イングランド・スコットランド・北アイルランドの4王国から成り立っている。それぞれの国の法律を持っている。王国ではあるが、独立国ではないので、国連には加盟していない。FIFAのサッカーととRWCではそのそれぞれの王国が出場している。それぞれの半独立国としての誇りを持ち、その矜持を持ち続けている彼等に共鳴します。時流に流されないで、自分達を守り抜くその姿勢が格好良いね。今の話題には関係ないですね。自分達はEUの一員ではない。GREAT BRITINである。だから欧州とは一線を画する。EUからの離脱をする。その延長がスコットランドの独立運動であり、ウェールズの自治活動なのだと思う。
日本の代表選手31名の中に外国製の選手が15名います。サッカーと大きく違うところですね。でも解説書を読んでもよく割らないので詳細は省く。サッカーのように厳しいことは言わない。日本で一定期間以上プレーしていれば、日本の代表選手です。その考え方に大賛成。
<<堅守と安定したセット・プレーの日本選手の紹介>>
<< リーチ 主将 >>
アイルランド戦に勝った後のインタビュー
この勝利を30分ほどは喜んで、次のサモア戦にしっかり切り替えたい。
<< 福岡 >>
決勝の トライを決めた選手
後半18分、田中・中村・ラファエロとボールが回る。 そのラファエロからの目にも留まらすパスを受けてトライする。「アウンの呼吸」とパスを出す人も手も観ないでボールをキャッチする。ノッコンを犯せば、ぼろくそに言われただろうが、見事に、本当にゴールラインを見たままパスを受けている。すげー奴だ。
35分、相手のパスをインターセプトして50メートル独走する。最後には捕まったが相手に決定的は衝撃を与えた。
<< ダブルタックル>>
一人に対して2人がかりのタックルで止める組織的な防御が機能していた。そして1人はすぐに起ち上がって走った。数的に不利になることはなかった。
体格で劣る弱点を補うための技術。写真で見てもその迫力が凄い。
<<アイルランドのHCの日本評>>
時間が経つ度に相手に酸素がいった。 独特の言い回しだそうです。
彼等の影をおっている時間帯もあった・・・後手後手に回った。疲れが出てきた。
<<未来予想図>>
初戦でアイルランドにこてんぱんにやられたスコットランドが、サモアに大勝した。これは脅威である。ロシア以外の4カ国に決勝トーナメント出場の機会が出来たことになる。4年前、日本は3勝1敗だったが8強に残れなかった。浮かれていてはダメだということです。
<< ラグビーといったら>>
山中伸弥教授を思い出します。何度も書きますが、彼は「ラグビー部」私は「山岳部」
共に医学部の学生です。「3ガクブ」と「1ガクブ」は「3」と「1」の違いだけです。
「ラグビーブ」と「1ガクブ」は最後の「ブ」が同じだけです。
そして五郎丸選手ですね。格好良かった。五郎丸という名字は「漁船」の名前からの由来だと聞きました。犬山にも五郎丸という地名がありますが、関係あるのかな?
<< 静岡スタジアム エコパ>>
何を今更、RWCのことなんか書くのだと訝しがられそうですね。
「エコパ」です。袋井市小笠山総合運動公園にあるジュビロ磐田の本拠地「静岡スタジアムエコパ」が、私はスキなのです。毎年12月に「袋井・クラウンメロンマラソン」が開催されます。スタートもゴールも「エコパ」です。そして一番気にいっているのは「愛野」の駅から真っ直ぐ延びるプロムナードです。高見にあるエコパ・ドームに向かって登っていきます。これからフルマラソンに挑戦するのだと気分が高揚してくる。
静岡スタジアム・エコパのために造られた駅とそのプロムナードです。静岡の意気込みを感じちゃいます。
令和元年10月01日 脱稿
RWC 一次リーグ最終戦 念願のベスト8に駒を進める
日本はティア・ワンのスコットランドと対戦しました。最初にトライを奪われ追う展開になりましたが、ここまではアイルランド戦と同じです。頭髪が特徴的な松島が今大会5つめのトライを、福岡が40メートルを独走してトライです。彼はこの大会で日本代表を降ります。子供の頃からの夢だった医者になりたい。医学部受験をするそうです。
前半の終了時点では21-7とリードして折り返しました。
後半はスコットランドの猛攻撃を受けました。28-7と一方的に勝っていたのですが、次々とライとゴールキックを決められました。28-21と追い詰められました。ワントライとワンゴールで同点です。しかしここからが日本の本領発揮です。攻められても、攻められてもゴールラインを割らせません。
勝ちました。
これレ1次リーグ4戦4勝で通過です。念願のベスト8に勝ち上がりました。
日本中が応援しました。
私も元気な、走ることの好きな日本人として応援出来たことに大いに奮えています。
何が素晴らしいと言ってリーチマイケルを始めとする外国人が日本語を話し、日本を学んでいることです。記者会見でも日本語で答えていました。
モンゴルからの相撲取りも日本語が堪能ですよね。彼等を外国人力士とは呼ばないように、
今回の15名の外国人選手をそうは呼ばない。
10月14日 追記